骨再生医療EMATの治療とは?

NHKワールド取材International Association for Dental Research (Barcelona 、 ESP )EMATの講演風景セミナー

骨再生医療EMATの治療とは?

歯というのは、頭の部分と根の部分に分かれており、根は歯ぐきの中にある骨によって支えられています。根の中には、歯の痛みや冷たい感覚、熱い感覚などを感じる神経が通っています。歯が大きな虫歯になり、お口の中の細菌が神経の中に入ってしまったり、また、一度根の治療を行った歯であっても神経の中に詰めてある薬が溶けてしまったりすると、根の先が炎症を起こし、膿んできます。その結果、根を支えている骨が溶かされてしまい、歯ぐきが腫れてきたり鈍痛が続いたりして、たちまち歯が揺れてきたりします。従来の治療法としては、神経の管の中を再度きれいに掃除し、薬を効かせてゴム状のもので封鎖をした後、あとは根の先の炎症の治りを体の免疫力に頼ることでした。しかし、免疫力が細菌を駆逐することができなかった場合、一層細菌が骨を溶かしてしまうという状態に陥ってしまい、残る方法としては外科的に歯ぐきを切り、根の先を切除するという方法しかなく、最悪の場合歯を抜かなければなりません。

骨再生医療EMATとは、神経の中を清掃する器具では届かない部分に対する細菌に対して、電磁波を当てることにより、その熱とエネルギーによって殺菌し、また炎症によって溶かされた骨を、骨の中にある細胞を活性化することによって再生させる方法です。治療時間は、1時間程度という短時間で終了し、術後は、温熱感が数時間残る程度で、疼痛等の不快症状もほとんど認められておりません。そして、1週間くらいで歯の揺れも治まり、3ヶ月程で溶かされた骨が元の状態に戻ってきます。

「何ヶ月も痛みが取れない」「歯を抜かなければならない」「自分の歯を残したい」…そんな悩みを抱えながら当院に来院される患者様はたくさんいらっしゃいます。骨再生医療EMATは患者様の「歯を残したい」という希望にお応えできる治療法であります。

私たちスタッフは、患者様が悩まれることなく日々おいしくご飯を食べていただけることが何よりの幸せです。一人でも多くの患者様の歯を残し、自分の歯で食べられる喜びを共に分かち合っていきたいと思っています。