骨再生医療EMATの原理

NHKワールド取材International Association for Dental Research (Barcelona 、 ESP )EMATの講演風景セミナー

骨再生医療EMATのメリット

10年前と比較し、インターネットの急速な普及によって、より手軽により広範囲にわたり情報を検索できる時代となりました。実際、「歯科」「治療」というワードを検索窓に打ち込み検索をかけると200万件ほどのページが検索にかかります。その中でも、上位に来るページのコメント欄には「インプラント」という文字が含まれ、昨今のインプラント治療の発展性と注目度は火を見るより明らかです。

抜歯をし、歯を失った場合には入れ歯をするのが当たり前であった時代と比べると、インプラントやブリッジなど多くの選択肢が増えました。それぞれにメリットとデメリットはありますが、いかなるメリットがあり今後発展をみせたとしてもそれはあくまで「人工物」であることに変わりはありません。

そこに骨再生医療EMAT治療の発案と共にもう一つ「残す」という選択肢が増えました。

「インプラント」「入れ歯」「ブリッジ」「ご自身の歯」この四つの選択肢を提示された時にあなたであればどの選択肢を選びますか?歯科医院と聞くと「痛い」「削られる」「歯を抜く」…嫌なイメージばかりが先行しますが、そもそも歯科医院が本来担うべき役割は「削る」ことでもなく「抜く」ことでもなく、歯を守り、健康な状態にもどすことだと考えています。

また、骨再生医療EMATの普及により歯科医院が「歯を抜く」場所ではなく「歯を残す為に行く」場所であるという認知がされる時代が近い将来訪れることを切に願っております。

医療費削減への寄与

日本は世界一の老人大国であり、その医療費の急増は保険制度の破綻が危惧されています。 それに反して、民間調査会社「アイシェア」の2009年2月に行われた調査結果によれば、歯科医院に行きたくても1年以上歯科医院に行けない人の受診できない人の理由の第三位に「お金がかかるから」という理由が挙がっています。

両者のアンバランスな状態がより悪循環を生んでいるのはいうまでもなく、医療費の削減は我が国与党が政策の一つとして推進している事項です。インプラントの場合は保険適用外ですが、例えば、入れ歯を作成するのにかかる診療点数がしめる割合は総歯科診療報酬のうち約10%を占めています。欠損補綴及び歯冠修復を含めると42%とほぼ半数を占める割合であり、医療費を圧迫している原因の一つであることは顕著な事実です。

現在は、薬事の申請中でありますが国の認可がおり骨再生医療EMAT治療が保険制度に組み込まれる事となると入れ歯のように、型取り、製作、調整、装着と数回にわたり診療報酬が発生する事もなくこれから超高齢化社会を迎える我が国の医療費削減には一役買うことになるでしょう。


診療行為別にみた1日当たり点数の構成割合